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今度はどこに行こうか・・・。
行く先に悩むとつい乗鞍に来てしまう。
だって、素敵なキャンプサイトがあって、気軽に登れる山があって(しかも3000m級)、湯煙の立ち昇る温泉もあって・・・まさに三拍子揃った別天地。
紅葉にはちょっと早いけど、今回も存分に楽しんできました。
山行日 平成16年9月15日(水)
天候 晴れ 山頂付近ガスあり
人数 二人
行程 乗鞍高原三本滝P−大雪渓前−剣ヶ峰 往復
アクセス 長野自動車道松本ICより、上高地方面へ約45分
乗鞍高原からスカイラインを登り三本滝駐車場へ
一般車はこれより先通行止め。駐車場は無料
乗鞍岳を望む最高のプライベートキャンプサイト(?)山の向こうに夕日が沈み、真っ黒になった乗鞍岳がカッコイイ! 
我々のキャンプに欠かせない薪ストーブとBBQストーブ。薪ストーブの鉄板はご飯を炊いたり、お鍋をのせたり、アルミをひけば野菜炒め、焼そばも楽しめます。
今晩のおかずは秋刀魚の塩焼き。炭火でじっくり焼いた秋刀魚のおいしいこと!!
なんと!見事な秋晴れの乗鞍岳 

スカイラインの三本滝駐車場に車を停め登山開始(これより先一般車通行止め)。スカイラインをくねくね歩くのは面倒だということで、スキー場を直登してショートーカット。上級者コースの斜面には秋の花でお花畑になっていた。
スキー場の山頂駅より上部も、所々ショートカット用の登山道が設けられ、スカイラインと交互に歩くことになる。アスファルトの道は味気ないけど車も通らないし、景色が開けているので開放感はある。

標高2000mくらいの辺りが少しだけ紅葉の帯となっていた。今年はやけに木の実が多いように感じる。キイチゴの大きな実が印象的で、すごくおいしそうなのに、不思議な毒々しさもあって食べてみる気がしない。乗鞍岳の裾野の向こうに穂高連峰が顔を出すまで登ってくると、遠く東の空にモクモクと噴煙が上っているのが見える。あー!浅間山の噴火だよ〜!! ニュースでしか知らない浅間山の噴火は、想像よりもはるかに大規模で、これはえらいことだ!!と改めて事の大きさを実感してしまった。

大雪渓から登山道を辿ると肩の小屋のテラスに出る。ここから山頂までは約50分の行程だ。少し前まで広がっていた青空に雲が少しづつ出始める。剣ヶ峰の稜線から見る乗鞍高原は、スカイラインがくねくねと山肌を縫い、点在する小さな建物が箱庭のように見える。久しぶりのブロッケンも楽しんだ。


御嶽山も同じような独立峰だが、なんとなく乗鞍岳のほうが開放感があり明るい雰囲気が漂う。特に長野側の乗鞍高原は爽やかなイメージに本格温泉が加わり非常に健康的で、リフレッシュには最適の場所だと思うのだが、いつきても人気のないのが心配でもある・・・。
皆さん!乗鞍高原へ是非とも遊びにいってみて下さい!  (報告者:A)

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