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毎年楽しみにしている8月の夏山。今回は、北アルプス剣岳から秘境黒部渓谷を歩こうと計画。特に阿曽原温泉から欅平まで延々と続く断崖絶壁の水平歩行を楽しみにしていたのだが・・・! 自称お天気コンビの私達も、今夏のおかしな天候にはかなわず、剣沢でどしゃ降り+強風(嵐??)のテント泊を体験。翌日も変わらぬ天候で山行を断念。 ところが3日目は下山をあざ笑うかのような晴天となり、欲張りな私達はおめおめと帰らず、燕岳に向かった。おなじみの燕岳は期待通り、楽しい時間を過ごさせてくれた。 (今回はコースタイム等のレポートはありません) |
室堂〜剣沢 編 | |||
山行日 | 平成15年8月18日(月)・19日(火) | ||
天 候 | 両日とも大雨、強風 | ||
人 数 | 二人 | ||
行 程 | 8/18:扇沢=室堂(アルペンルートを使用) 室堂〜別山乗越〜剣沢 8/19:往路と同じ |
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参 考 | 長野自動車道豊科ICより通称オリンピック道を通り、「黒部ダム」の道標に従い扇沢へ。 ※扇沢Pは駅側から一番遠い駐車場のみ無料。 ※室堂までの所要時間は約1時間30分 平日の悪天候にもかかわらず、観光客が多く、ロープーウェイ は整理券を配られました。 登山シーズン・週末はかなりの時間を要するでしょう。 ※扇沢〜室堂 片道¥5460 往復¥8500 (参照http://www.alpen-route.com/#) |
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◆気づいたこと(留意点) ・ダウンのシュラフは濡れると予想以上にやっかい。下山後、乾ききるまでに3日程かかった。 ・大きめのザックカバーはどうしても下に水が溜まるので、雨を防いでくれるどころかザックの下の方に入れた物は水浸し。 ・私はザックの肩ストラップをに手をかけて登っているので、袖口から雨水が浸水し、肘の部分に水が溜まるという事態に。 雨天時は腕を下ろして歩いたほうがいいということか? ・雨具をすっぽり被ると視界が狭くなるため、ただでさえ視界が悪いので、細心の注意が必要。 ・雨、特に強風の中でのテント設営(撤収も)は当然のことながら至難の技。 |
黒部ダム いつみてもすごい迫力だ | 二人ともおろしたての新品靴 初山行にしてビショビショ・・・ |
大雨に打ちひしがれて下山。 全然歩いてないのに、この疲労感はなんだ! |
燕岳 編 | |||
山行日 | 平成15年8月20日(水)・21日(木) | ||
天 候 | 8/20:晴天 8/21:曇り | ||
人 数 | 二人 | ||
行 程 | 8/18:中房温泉登山口〜燕山荘 8/19:往路と同じ |
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参 考 | ※中房線は雨量により通行止めになります。要確認。 ※燕山荘の素泊まりは¥5600 ※素泊まり用の自炊室あり(屋根付き) ※混雑状況:4人のボックスを2人で利用 |
登山口の駐車場で物干し サンサンと輝く太陽のお陰で1時間半程でほぼ乾きました。 |
合戦の頭付近から眺める餓鬼岳稜線 昨年の晩秋に歩いたことを思い出す。 |
小屋前より燕山荘を眺める 今夏は天候が不安定で、小屋から山頂を眺められたのは8月中で5日程しかなかったそうだ。 |
小屋前のデッキで夕食 残念ながら槍ヶ岳は望めず、しかし稜線に沈む夕日を撮ろうとカメラマンが並んでいました。 |
おなじみのサンルーム。 白ワインとチーズケーキにご機嫌!相変わらずの丁寧なサービスに頭が下がります。食堂では恒例の赤沼オーナーのお話の時間(今回はビデオ)。 |
ナイフショップ:アウトドアクラブ